昨年初めて紅葉の京都を訪ねて、改めて京都の魅力を再認識し、今年4月の桜旅に続いて今秋毎月第3週水・木の定休日を利用して行って参りました。
コロナ騒ぎも少し緩和され、全国旅行支援に後押しされて混雑が予想されていましたが、案の定でした。
旅行費用の節約と限られた日程をフル活用する為、今回も往復夜行バスを利用しました。
低価格を優先しますと、狭さを我慢して4列シートで東京~京都・大阪¥2,500.というのもありますが、流石に年齢と体型を考えましてと、ともに到着時刻の早さを加味し、3列シートとしました。

定刻は京都駅前5:27着ですが、東名高速集中工事で遅れが予想されましたが15分ほど早く到着して、日の出までに渡月橋まで行くことを予定していた私にとってはラッキーでした。
お陰で6:32の日の出に十分間に合いました。
早朝にもかかわらず結構な人が来ていました。
その後人出が多くならないうちに定番の竹林の小径に行きましたが、薄暗い中でも外国人を含め多くの人が来ており、人の入らない撮影に苦慮しました。
ここからすぐ近くの早朝参拝の出来る天龍寺へ、
続いて紅葉寺の別名もあるそうな宝厳院。
常寂光寺
と巡りました。
この日は大半の時間を嵐山・嵯峨野周辺を予定しておりましたので、続いて嵐山公園内の大河内山荘庭園を散策しながら大堰川の対岸の山の中腹の切り立った岩肌に立つ、大悲閣千光寺を望みます。
流石に歩いてあそこまではと断念いたしました。
その後、SNSとかで有名になっているとの「嵐山 裕斎亭」というギャラリーへ行きました。
予約制とのことで、事前に予約をしていましたのでスムーズに入れました。
さすがに多くの若者が来館しており、旧旅館だったそうな部屋には順番待ちの人が多くゆっくり撮影は出来ませんでしたが、丸窓や水鏡に映る紅葉の風景が見事でした。

嵐山を11:00過ぎに出ましたが、この頃には渡月橋から嵐山駅周辺は人と車で身動きも大変な混雑でした。
この後時代劇撮影で有名な嵯峨野大覚寺、次に北野天満宮へと参りました。
北野天満宮ではライトアップまで拝見する予定でしたが、年齢をわきまえ強行予定を切り上げ、早めにホテルにチェックインし夜の他所のライトアップに備えました。
元々リーズナブルな値段のホテルですが今回の旅行支援で4割引きとなり、おまけに平日利用の為¥3,000のクーポンまで頂けて誠にラッキーでした。
夕食後祇園に在る高台寺のライトアップに出かけました。
この春二条城で見たプロジェクションマッピングがここでも行われていました。

翌朝5:30にホテルを出て、一年坂、八坂の塔を経由して二寧坂、産寧坂を通り

清水寺へ。
6:00開門ですが、早朝参拝がお勧めと言われているせいか、大勢とまではいえませんがそれなりには参拝者がいました。
この後人込みを避ける意味で、郊外の大原まで足を延ばしましたが、9:30で既に最も近くの駐車場は埋まっていました。
三千院、実光院、宝泉院、寂光院
と巡り、そのさらに奥に位置する古知谷阿弥陀寺へ行きました。
こちらは流石に観光客も少なく、ゆっくり参拝することが出来ました。
こちらには山奥で修行中に亡くなった僧のミイラの入った石棺が安置されているそうな。
その後岡崎地区付近の哲学の道周辺を散策しながら、これまた紅葉では超有名な永観堂のライトアップを予定していましたので行きましたら、夜の開門待ちの行列の異常な長さで、暫く行列に加わっていましたが、我慢しきれず退散しました。
そして帰りのバスまで時間の余裕がありましたので、定番の駅近の東寺のライトアップへ。
この後はやはり定番としている駅近くの銭湯で疲れを取り、宿泊代が安くなった分プチ贅沢して某社のカプセル式の座敷のバスで帰路につきました。
電動のリクライニングシートで足先もゆったりはしていて決して熟睡は出来ませんが、バスと思えば十分ですし、新幹線と比べてもかなりリーズナブルな価格で、目まぐるしい2日間でしたが、満喫できました。
ただ、こういうせわしない旅はこの先どの位出来るのかも考えます。
長文失礼致しました。