桃李 指輪・ネックレス・ジュエリー お直しとリフォーム

   
「修理・リフォームの実例」

懐かしい高額指輪のリフォーム!

今回お預かりの指輪は、日本の好景気を象徴する豪華な指輪をお母様のお形見として頂戴したそうです。

しかしこのままでは気楽にと言う訳にはいきませんので、作り替えの御依頼を頂きました。




中石はともかく、棒状のテーパーダイアは作る時は石合わせが大変で、費用も高額になりますが、外した場合の使い道に苦慮致します。

そこで、内側の丸メレーダイアとテーパーダイアとを分けてペンダントにする事にし、
中石と丸メレーダイアの組み合わせとテーパーダイアのみと二つお造りしました。





特にテーパーダイアのペンダントは、長さを揃えるのに手間取りましたが、
お客様には大変喜んで頂きました。

リーズナブルリフォームの御紹介

とかくリフォームはお金がかかる!と言われがちですが、最近お預かりした例を御紹介致します。

2件ともお母様やお婆様からの頂き物のリングをペンダントにしたいが、余り費用の掛から無い方法でとの事でしたので、





リングの腕の部分を石座の付け根から切断して、切断部分を目立たない様に仕上げて、鎖を通すバチカンを取り付けました。




オパールには、両脇に付いていたダイアを上部に付け替えました。



こうする事で、立派に生まれ変わります。
ちなみに、費用は約15,000円前後です。
切り取った腕の部分の地金が使えますので、比較的リーズナブルなリフォームです。

銀製カップ(ぐい呑)第二弾!

以前、サファイアで北斗七星をイメージしてお造りしたお客様より、隕石を入れたぐい呑の御注文を頂きました。

御注文は頂きましたが、隕石ですと厚みもあり、形も不揃いで通常の作り方(石留め)では出来ませんのでどうしたものかと考えてしまいました。

そこで、鍛金や搾りの方法でなく、指輪枠等を造る鋳造の方法で作ることにしました。

通常は切り取って削るワックスを溶かして器に入れてカップ状にし、

 


隕石を押し付けて其々の形をつけ、その後石膏に入れて熱して型を造り、そこに銀地金を注入します。

そして、窯から出された状態では870g程有りました。



このままでは重すぎてカップとしては使い物になりません。

隕石を留める部分を修正しながら、ぎりぎりまで擦り込み、僅かな小端の部分で隕石を固定し、460gまで落して完成しました。



ちなみに、中央の四角状の隕石は今年2月、ロシアのチェリャビンスクに落下した隕石が折り良く手に入りましたので、入れました。

その他、アメリカの隕石ハンターが世界各地で採取した隕石や、隕石が落下した際の高圧・高温で地表が天然ガラスになった物が入っています。

ほほえましい夫婦愛!

ある日、50代と思われる男性が来店され、最近奥様を亡くされたそうで、ついては納骨の前に奥様が残された指輪を溶かして、その中にお骨を混ぜてほしいとの御依頼でした。

弊店でも初めての事ですが、何とかお役に立てればとお引き受けしました。



リングの石と白色部分を切り離し、お骨と一緒にガスバーナーで溶かすのですが、強い火圧でお骨すべてが溶け込んだか不安もありましたので、



完成した甲丸リングの裏に溝を切って、そこにシリコンに混ぜ込んだお骨をはめ込みました。

御主人様にはたいそう喜んで頂き、これで何時も一緒にいられますと、その場で指にはめられて御帰りになりました。

思わずこちらも胸が熱くなると同時に、少しはお役に立てたかな?と、かつての販売のみの仕事とは別の満足感を得る事が出来ました。

新分野の仕事を頂きました!

初めて御来店の男性のお客様より、銀製のぐい呑の御依頼を頂きました。

そしてそれに宝石で北斗七星を表現してほしいとの事でした。

銀食器の加工は我々貴金属加工とは別分野になりますが、宝石を留めるのは貴金属分野ですので、同じ業界ではありますが、他分野同志合作の仕事となります。

まずは銀器の手造り職人さんの知己を得て、手絞りでぐい呑を作成してもらい、宝石はサファイアが一般的には青色と思われていますが、実際には各色有る為用意する事に致しました。

問題は石が入っているのを目立たせるには、程々の大きさが必要となります為、そのまま石留めしますとぐい呑の内側に貫通してしまいますし、それを避けるにはかなり厚く造らなければなりません。
そうしますと、かなりの厚さとなり手絞りで曲げる事も出来ませんし、出来ても重くてぐい呑として役に立ちません。

そこで、石の受け座をロー付してそこに埋める事としました。
ところが、金やプラチナであればロー付箇所を温めれば取り付けられますが、銀はぐい呑全体を温めなければ取り付け出来ない為、一番困難した部分であります。例えば一か所は普通にロー付出来ても、二か所目をロー付している時に一か所目が外れてしまう可能性があるからです。

そして、ようやく完成しました。



これでお客様の御要望通りに出来ましたが、一周で北斗七星になっていますが、一目で北斗七星と解る部分が有ってもと御提案し、今度はダイアモンドの色違いで小さく北斗七星を表現して、無色のダイアは銀色に同化して見えない為、周りを黒く仕上げてあります。





お客様はこれに「北斗杯」と名付けられました。

今回を機に鍛金や手絞りの銀器(例えば銀食器・銀杯・仏具の御鈴等々)の御注文も御受け出来る事となりました。

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