問 素材が解らない指輪ですが、サイズ直しは出来ますか?
答 はい、アクセサリー素材以外でしたら直ります。普通リングの裏側の刻印で確認しますが、無い場合は別の方法で確認します。地金素材がイエローゴールド・ホワイトゴールド・プラチナ(ピンクゴールドは銅分が多く火をかけると表面が割れてしまう為不可です)でしたら、問題有りません。但しシルバーの場合は、熱伝導が良いことから、石付でしたら外してから直します。料金は基本料金は¥2.000で、伸ばす場合は地金を足して伸ばしますので、プラス1番に付きK18で¥800、プラチナで¥900です。
その後全体に仕上げをして、新品同様にします(本来新品仕上げは¥2,000ですが、サイズ直しと同時ですと半分の¥1,000です)。
問 永く使った指輪で下の部分が減って今にも切れそうですが、作り替えないとだめですか?
答 いいえ、デザインが気に入っていたり、思い出の有る指輪でしたら、腕交換と言いまして薄くなっている部分(リングの半分~ 1/3)を切って厚い地金を組み込む方法が有ります。工賃¥8,000~+足し地金分。
問 18金の指輪やネックレスが黒くなってしまったのは直りますか?
答 はい直ります。どちらも18金に含まれる銅分が酸化したり、永年使用した物は接合部分のロウが枯れて黒くなります。この場合は、新品仕上げで買われた時と同じ位キレイになります。リングで¥2,000~
問 チェーンネックレスが切れてしまったのですが、直りますか?
答 はい直ります。切れた所が留め具を繋ぐ丸カンが開いて外れた場合は、口を閉じれば済みます(¥1,000~)。途中が切れた場合は、ロー付けと言ってガスバーナーで繋ぎます。この時、ボールチェーンやデザインによっては、火を掛けた部分が固く成りますので御了承下さい。(¥1,500~)極細、極太は割高になります。
問 真珠のネックレスの糸が伸びてしまっていますが、替えられますか?。余り使わないので、買って10年位変えていません。
答 はい替えられます。糸ですから使わなくとも自然に傷みます。理想は3~4年に一度です。最近は切れないと言ってステンレスワイヤーを使いますが、これも万能ではなく、真珠の為にはやはり糸のほうが良いと思います。(¥2,000~)
問 真珠のイヤリングを片方無くしてしまったのですが、思い出の物なので、何とかしたいのですが?
答 通常の珠一個のイヤリングでしたら、今の珠に合わせてもう一個を御用意する事は可能です。また、金具を外してペンダントに作り替えと言う事も考えられます。
問 指輪の周りについている小さなダイアが取れてしまったのですが付けられますか?
答 はい付けられます。単に外れただけでダイアがあれば留め直し(¥900~)で済みますし、もし爪が折れていれば爪立てをして留めます。(¥2,500~)
問 知らないうちに指輪の真ん中の石が無くなってしまったのですが、石を入れる事は出来ますか?
答 はい出来ます。枠のサイズに合わせてお好きな石を入れる事が出来ます。但し特殊な形やサイズの場合、研磨して合わせる必要が有ります。その他、残った枠を溶かして他のリングやペンダントにするのも如何でしょう。
問 私がしていたダイアの指輪を娘に譲りたいのですが、娘はデザインが古いからいらないと言いますが、直せますか?。
問 婚約指輪のダイアの立爪を持っていますが、爪が高すぎて余りしていません。低く作り変える事は出来ますか?
答 はい大丈夫です。この場合大きく二つの方法が有ります。一つは、現在のリフォームの大半がこの方法で、キャスト(鋳造)枠と呼ばれる枠専門メーカーが造るセミオーダー枠が豊富に用意されています。それに石を留め替える方法。但しこの方法は残った旧枠やそれに付いていたメレーダイア等の脇石は使えません。
もう一つの方法は、御希望を伺いながらデザインを決め、それを手造りで作る方法です。これだと特別注文で高いのではと思われますが、旧枠と同じ材質(例えばプラチナ→プラチナ、K18→K18)でしたら旧枠を溶かして新枠の一部(旧枠の目方の2倍~3倍の地金から造ります)とし、脇石もそのまま使いますので、キャスト枠と余り変わりません。
問 若い頃に流行った小さな石がいくつか入ったファッションリングが4~5本有りますけど、全く使っていません。
何とか成りますか?
答 はい大丈夫です。石と枠を完全にバラして、枠は溶かして1本のしっかりした指輪にして、そこに外した石を埋めてあげたら、普段使いの高級リングに生まれ変わります。
これは、ペンダントにしても同じです。