カメラ散歩を始めて約3年ほどになりますが、その間何度か富士山を撮影に出向きましたが、季節関係なく気の向くままであった為、綺麗な富士山に出会える確率の難しさを痛感しました。
特にダイアモンド富士は、年に何度かチャンスがあるようですが、冬の空気の澄んだ時期で山中湖付近が確率が良いと聞き、一昨年・昨年と12月に訪れましたが、山頂付近だけ雲に覆われて2度とも撮影する事が出来ませんでした。
そして今回は、思い切って2月の極寒期の山中湖「ダイアモンド富士ウイーク」の期間に合わせて挑戦しました。
しかも欲をかいて第三週水・木の定休日の2日間を予定しましたが、その前1週間ライブカメラを見ていますと1度も見えていませんでした。
心配もしましたが、運を天に任せて出かけましたら結果、絶好の2日間でした。
1日目、10時過ぎ山中湖に到着。予定した場所に三脚を立て場所を確保。
既に付近には50~60本の三脚が置いてあり、人も多くいました。
それから折角の良い天気ですので、湖周辺を一回り。
餌付けされた白鳥も穏やかな天気に気持ち良さそうでした。
隣の忍野村に行きますと、昨年の桜の時期に来た時は大賑わいでしたが、外周はのどかな田舎の風情でした。
ところが、中心部の忍野八海に来ますと
遠くから大音響の音楽が聞こえ、観光バスの駐車場では中国人観光客が大勢で歓声を挙げながら踊っていました。(数日後テレビで中国で大流行の健康体操と知りました)
早々に後にして、付近の撮影スポットを回りました。
そしていよいよはやる気持ちを抑えて山中湖畔へ。
まだ日没には早い2時半頃ですが、既に数百人はいると思います。
午後4時30分過ぎ、待ちに待ったダイヤモンド富士の始まりです。
周り中で一斉にシャッター音が響きます。
僅か10分弱ですが、雰囲気を味わう間もなく終了です。
この後は反対側の静岡県の朝霧高原に回り、車中泊です。
夜中12時過ぎの月とのコラボですが、本当は10時50分頃撮りたかったのですが、一時寝てしまい残念ながら月が山頂から離れてしまってました。
早朝寒さに負けず近くの予定スポットに向かい、今度は日の出のダイアモンド富士を狙います。
昨日の山中湖と違い、周りには誰一人いません。
貸切のダイヤモンド富士です。
その後、再度山中湖畔へ行き昨日より少しだけずれた場所に三脚を設置。
(この時期のダイヤモンド富士は山頂に太陽の沈む位置が毎日ずれながら約2か月かけて往復するそうです。)
朝10時前ですが、一番近くの施設の駐車場は満車状態です。
今日も良い天気ですので時間まで他の撮影スポットへ。
本日もこのままずっと雲が出ないことを願いながら三脚のある場所へ。
2時過ぎには付近だけでも、観光バス5台を含めてそこかしこに車が止められていました。
昨日より人が多い様です。
そしていよいよ16時30分過ぎその時が!
又もや一心不乱にシャッター音。
2日間とも天候に恵まれ、初めての試みで写真の出来はいまひとつでしたが、思いが叶った余韻を味わいながら帰路につきました。
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