桃李　指輪・ネックレス・ジュエリー　お直しとリフォーム

今日は立春です。

とは言え、例年通りまだまだこれから寒さが厳しくなると思います。
ただ弊店入り口にある鉢植えの熱海桜が2日ほど前から開花しました。



超早咲きの桜ですが、順を追って春に近づいて行くでしょう。

同じ鉢の河津桜のつぼみも少しづつ大きくなっています。



隣にある梅の花も開く花の数も多くなっています。



今更ですが、毎年植物から月日の移り変わりを教えられています。

僭越ながら弊店では、リフォーム・リペアを専門としていますので、極力お断りする事が無いように努めておりますが、最近特にシルバー製品のご依頼が多くなっています。

ご依頼のお客様のほとんどがあちこちで断られて困っていますとの事でした。
確かにシルバー製品は、地金の特徴として金・プラチナに比べて熱伝導が良過ぎる為、特にガスバーナーを使う修理では、真っ黒になってしまったり、石の付いている場合は石を外してからの加工であったりして、金・プラチナより多くの手間を要する為断られる場合が多くあります。

そして、クロムハーツなどの高級ブランド製品などは修理の受付が限られていたり、余りに高額であったり等で不便に感じておられる方が多いらしく、弊店ではブランド品も関係なくシルバー製品として受けて回る事でご依頼が多くなっているのかなと思います。

代表例ですが



画像では解り難いですが、シルバー製品は通常使用では黒く変色して来ます。
それがシルバーらしいと好まれる方もありますが、時々新品仕上げをしますと気持ちよくお使い頂けるかなと思います。



鎖の先のどくろパーツ部分をもう一方の鎖に付け替えてほしいとのご依頼です。
仰せの通り付け替えて、新品仕上げも同時に致しました。(加工が2工程同時ですと重なる工程分だけ代金がお安くなります。)

１００グラムの純金インゴットのペンダントのバチカン部分の加工の承りです。
現在お持ちのチェーンをより太いものに変えたいので、通るように継ぎ足しが出来るかとのご依頼で、ただ大きくですとバランスが悪くなりますので、チェーンをお預かりして金具が通るギリギリまで寸足しして、そこにダイアモンドを留めました。

長年使われて、あちこちに亀裂や破損が出てしまったブレスレットの修理を承りました。

全て補修を加えて当分の間お使い頂けるようにしました。


上のリングも長期使用の為、地金に亀裂が生じ中央のダイアモンドを紛失してしまいました。


亀裂を塞いで、すり減った爪を立て直して新しくダイアモンドを留め直しました。